確かな品質と安全性の証明
電気用品安全法について
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PSEマーク
電気用品安全法(通称、電安法・PSE法)は、経済産業省が主管する電気用品の安全に関する法律です。電気用品を製造または輸入する事業者は、経済産業省への事業届出を行い、電気用品の技術基準(電気用品の技術上の基準を定める省令)への適合確認を行わなければなりません。また、適合確認を行った製品に適合証明マーク(PSEマーク)を記載しなければ販売することができず、違反した場合、刑罰に処されることがあります。
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床暖房用電熱シート
電気用品安全法において床暖房用電熱シートに関わる、電気用品の技術上の基準を定める省令の全部が改正され、2014年1月1日に施行されました。
(経済産業省令第三十四号 電気用品の技術上の基準を定める省令の全部を改正する省令)
[電気用品区分:電熱器具 電気用品名:電熱シート]省令改正後に床暖房用電熱シートを製造・販売もしくは輸入する事業者は、改正技術基準適合確認を行なう必要があります。
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S-JET認定商品
弊社は第三者機関である(一財)電気安全環境研究所からのS-JET マーク(セーフティ・マーク)を取得しています。
認証を得るには、電気用品安全法の技術基準の要求に適合していることを確認するために、製品試験が行われ、更に年一度の工場検査も行われます。工場検査では自主検査が正しく行われているかチェックし、一定の品質管理体制も要求され、その結果に基づいて認証を得られます。
S-JET認証は製品試験及びその製造工場の品質管理の調査が行われている証です。 -
S-JEF認定商品
電気床暖房工業会の基準に適合した商品になります。
認証を得るには、S-JETの認証を受け、さらに電気床暖房工業会が定めた40数項目にのぼる試験を実施後、外部委員を含む認証表示委員会による安全についての審査を受け合格した製品に認証を得られます。合格した製品には「S-JET」認証マークと「S-JEF」認証マークを併記して表示しています。
S-JET認証にS-JEF認証を更に加えることで、より一層の安全性の信頼を示すものです。
防塵・防水等級(IP68)について
・IPとは『International Protection』の略となり、機器の保護性能を表すための国際標準として国際電気標準会議(IEC)によって制定したものです。
・IP68の1つ目の数字は防塵等級、2つ目は防水等級を表しています。
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防塵等級
0級=特に保護されていない
1級=直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度)
2級=直径12,5mm以上の固形物が中に入らない(手のひら程度)
3級=直径2,5mm以上の固形物が中に入らない(500円玉程度)
4級=直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
5級=有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵型)
6級=粉塵が中に入らない(耐塵型)
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防水等級
0級=特に保護されていない
1級=鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅰ型)
2級=鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅱ型)
3級=鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨型)
4級=あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ型)
5級=あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流型)
6級=あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水性)
7級=一次的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸型)
8級=継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中型)